留学体験記 3

高認+TOEFL免除で大学留学

学部進学には一定レベル以上の英語力が必要

 アメリカやカナダの大学・2年制カレッジでは、TOEFLスコアの提出を出願要件のひとつとする学校が多数だが、入学基準となるTOEFLスコアと同じレベルの英語力を持つことを証明できた場合、TOEFLを受験しなくても入学できることがある。 場合によっては、高校の成績を重視するなど、語学力を求めない入学審査を行う大学もある。

 こうした「TOEFL免除」で入学するケースの多くは、入学後に大学附属の語学研修期間(ESL)に通い、一定レベルの英語力がついた時点で学部進学が認められる「条件付き入学」である。 学部進学までは最短で8週間程度、長くて1年以上かかる場合もある。 またTOEFL免除で入学しても、学部進学のためにTOEFLスコアが求められることもある。

 TOEFL免除コースを持つ民間の語学学校では、一定レベルのクラスを終了した学生の入学を認めてもらえるよう、大学と提携している場合が多い。 このほか同様のサポートを行っている留学エージェントや団体もある。

ケーススタディ - 「高認」の成績で4年制大学に合格

留学体験記3-1

 中学から不登校で学校に通っていなかったという中川聡さん。 22歳で高等学校卒業程度認定試験(以下、高認。旧大検)の受験を志し、予備校に通い始めた。 「日本の大学に通い、人から数年遅れた人生をただ送るのはつまらない」と思っていたとき、海外に滞在経験のある英語の先生が、留学という道があることを教えてくれた。 毎日欠かさず予備校に通い、高認の試験では全科目を一発で合格。 8科目中3段階評価でAが6つ、Bが2つという好成績だった。 中学1年生程度の力しかなかった英語も、勉強開始から1年経たずに英検2級に合格。 その向上心と急激な成長を目の当たりにした先生は、「君は留学に向いているよ!」と推薦状を書いてくれた。

 アメリカの大学への出願では通常、高校の卒業証明書や成績表、TOEFLスコアの提出が必須だが、中川さんの場合は、高認の合格証とこれを英訳したものを提出。 高認の制度についての説明も加えるため、留学エージェントが丁寧に交渉してくれたそうだ。結果、高認の成績が評価されTOEFLスコアを求められずに入学を認められた。

 渡米後は約1年、大学のESLコースに通い、TOEFL PBT 520 を獲得して心理学部に進学。 成績優秀だったことから、学部入学後に受ける英語のサポートプログラムも免除されたという。

 「毎日新しい発見があります。ここで得たことを将来の糧としたいですね。」

私の学習法

試験攻略スキルより、総合的な英語力を重視

 留学前は、会話のスピードに慣れるために、AFN(American Forces Network:米軍放送)やNHKラジオ講座を聞き、洋画を見てシャドーイングをしていた。ESLの期間は、授業が終わってからも毎日自習することを習慣づけた。「小手先の受験テクニックではなく、総合的な英語力を伸ばすことに重点を置きました。」

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