米国の多くの大学は外国人生徒受け入れの際、[1] 高校卒業資格、[2] 十分な英語力を前提条件としております。 しかし、一部の大学及び短大では、外国人の入学審査時に英語力を問わないだけでなく、高校卒業資格や大検などを持っていない高校中途退学の方も受け入れております。
米国は過去に政治難民を数多く受け入れて来ましたが、政治難民の多くは英語力がない場合が多く、また難民ゆえに学歴を証明できなかったり母国で進学していないケースが多々ありました。 ちなみに米国の場合高校までが義務教育です。そうした新たな米国民の大学進学を可能にするために未高卒でも受け入れる制度ができたと言われております。
但しこれには2つ条件があります。1つ目は中学までの成績(高校の成績が途中まであればそれも含む)を提示して、本人の勉強したいという強い意志を示し、入学後も卒業までしっかり勉強し続けることを証明すること。2つ目は「大学附属の語学学校で、大学の講義についていけるだけの英語力をつけなければならない」ことです。 これは入学審査時での英語力は問わないが、現地でしっかり英語を勉強して下さい、と言う意味です。 中学校程度の基礎的英語力がある方ならば半年から1年程度で大学の授業を取り始めております。
高校を出ていないから、語学力に不安があるからといって、大学留学をあきらめる必要はありません。
留学費用
留学に必要な費用には、学費(授業料・教科書代)、生活費(住居・食費)、雑費(保険料・おこづかい等)があります。 大学によっても異なりますが、1年間の総費用としては約300万円〜600万円前後となります。 この他、別途OSi手数料・航空運賃などがかかります。
留学先
当センターでは教育内容・環境・教職員の質などを考慮し、全米約3,800の大学のうち、厳選した30校を紹介しております。 専攻分野には、経営学・経済学・政治学・教育学・文学・言語学・芸術・音楽・心理学・社会福祉・映画・コミュニケーション・コンピュータサイエンス等、多彩なカリキュラムがあります。(現地の短大卒業時に近隣4年制大学の3年次への編入が理想的です)
出願資格
- 留学するための目的意識がはっきりしていること。(英語習得以外の目的が必要です。)
- 18歳以上の方(一部16歳以上)。性別。国籍は問いません。
- 現状の語学力は問いません。通常は60〜80(IBT)点以上のTOEFLのテストスコアが必要ですが、各大学の語学学校の修了がTOEFLの代わりとなります。
- 未成年者は保護者の同意があること。
- 犯罪歴(執行猶予も含む)の無い方。
- 過去にアメリカへの入国を拒否、または強制退去されたことの無い方。
- 入学にはあまり差し支えありませんが、慢性の病気や医師の処方箋による薬を服用している方は、渡米後に不自由が発生しないよう事前にご相談下さい。
- 心療内科・神経科に通院歴のある方は、ご相談下さい。
出願に必要な書類
- 願書(留学理由・目的が問われます。願書作成は当センターで指導いたします。)
- 推薦状(推薦状の英訳は当センターで指導いたします。)
- 有効期限内のパスポート
- 銀行残高証明書:英文2通
- 成績証明書:日本文1通+英文4通
大学入校日・出願時期
アメリカの新学期は9月から始まりますが、9月に限らず各学期ごと(1月・5月)の入学も可能です。 語学学校に関しては、上記以外の時期にも入校が可能な学校もありますので、ご相談下さい。 いずれにせよ遅くとも入校日の約3ヶ月前には願書作成を始める必要があります。
学費納入
入学許可取得後、1学期分の授業料・ホームステイ費用または寮費・食費などを直接大学に支払って頂きます。 学費などの納入に関してはご本人が大学へ直接送金していただくのが原則ですが、当センターで代行も致します。(初回は無料)
学生ビザ
テロ事件後、学生ビザの発給審査が厳しくなっています。 入学許可書が出たからといって、ビザが発行される保証はありません。 当センターではビザ申請に必要な手続きの指導に最善を尽くしますが、ビザの発行はアメリカ大使館が行うので、当センターが関与できないことをご了承下さい。
手数料の取り扱いについて
取り扱い手数料には志望大学の選定のサポート・願書取り寄せ・願書作成サポート・推薦状作成サポート・住居手配・ビザ申請用大使館宛レターの作成などが含まれております。 出願料、授業料、寮費等は全て実費精算となっており、取扱手数料以外の費用は当センターでは頂きません。
『申し込み時』に納入して頂いた取扱手数料は、原則として返還できません。但し、大学入学不許可の場合は、事務手続きで発生した願書提出時の入学検定料・銀行送金手数料を除いた金額を全額お返し致します。(大学不合格以外の返金には応じません。)
詳しくは、OSi海外留学情報センターまでお問い合わせください。