私費留学とは原則として留学先の高校を卒業する目的で行く留学のことです。学費・現地滞在費などはすべて自己負担になるので「私費」としております。1年留学などで在籍校に戻る場合はあらかじめ担任の先生を通し学生課などに確認して下さい。学校によっては、留学先の単位を認めない場合があります。
留学先は主にアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドです。学校は通学制と全寮制(ボーディングスクール)に分けられます。通学制の学校に通う場合、宿泊は通常ホームステイになります。
※中学私費留学については高校私費留学に準じます。詳細に付いては、恐れ入りますが別途お問い合わせ下さい。
国別留学事情
- アメリカ:
- 高校私費留学はビザの関係で全て私立高校に限られます。アメリカの私立高校はミッション系が多くモラルと安全が保たれております。また、小規模で少人数制のクラスが多く、一般的に教育水準が高いとされています。授業は大学と同じように、必修科目と選択科目に分かれています。学年やクラスの枠が無く、授業ごとに教室を移動して授業を受けます。留学生のために、授業時間内又は放課後に語学研修の時間を設けている学校が多く、一般の授業と平行して語学研修を受ければ卒業が遅れることはあまりありません。通常8月末入学、一部1月入学。
- カナダ:
- 公立、私立とも留学が可能です。授業形態もほとんどがアメリカに準じております。州によって義務教育の学校設定が違うのでご注意下さい。なお、カナダの場合移民や留学を積極的に受入れている関係上、地域によってはアジアからの留学生が固まっているところもありますので事前に確認する必要があります。通常8月末入学、一部1月入学。
- オーストラリア:
- 公立、私立両方に留学が可能です。教育制度は州によって多少異なりますが、一般的に私立はミッション系が多く、留学生の受け入れに熱心です。公立では高い語学力が求められますが、現地の語学学校に通いながら、高校をいくつか見学した後に入学する高校を決めることも可能です。1月入学。語学学校利用の場合は毎月入校可。
- ニュージーランド:
- 公立、私立両方に留学が可能です。学校は全て政府の許可を受けているため、どこでも高水準の授業が受けられることと、治安の良さで近年人気がでています。11年生(高校1年)までが義務教育で、大学進学の場合は13年生終了時にバーサリーと呼ばれる入学資格試験を受けることになります。1月入学。
年間留学費用
留学に必要な費用には、学費(授業料・教科書代)、生活費(住居費・食費)、雑費(保険料・おこづかい等)があります。高校によっても異なりますが、1年間の総費用としてはアメリカ・カナダの場合約150万円から350万円前後、オーストラリアは150万円から400万円前後、ニュージーランドの場合は150万円から250万円前後となります。この他、別途航空運賃とOSi手数料(合格時のみ)、その他郵送料など実費がかかります。
入学基準
入学基準は各高校によって若干の差がありますが、一般的に日本の中学時代の成績(編入の場合高校の成績)と語学力が求められます。学校によっては語学力が十分でない生徒のために語学コースや、専任講師をおいているところもあります。
出願資格
- 留学出発時に中学校卒業しているか、高等学校または高等専門学校に在籍し年齢15歳以上18歳以下の者。
- 日本国内に居住の者(国籍不問)。
- 保護者の理解と許可があるもの。
- 在校学業成績が平均以上の者か、在籍校が推薦する者。
学生ビザ
テロ事件後、学生ビザの発給審査が厳しくなっています。 入学許可書が出たからといって、ビザが発行される保証はありません。 当センターではビザ申請に必要な手続きの指導に最善を尽くしますが、ビザの発行はアメリカ大使館が行うので、当センターが関与できないことをご了承下さい。
手数料の取り扱いについて
取り扱い手数料には志望高校の選定のサポート・願書取り寄せ・願書作成サポート・推薦状作成サポート・住居手配・ビザ申請用大使館宛レターの作成などが含まれております。 出願料、授業料、寮費等は全て実費精算となっており、取扱手数料以外の費用は当センターでは頂きません。
『申し込み時』に納入して頂いた取扱手数料は、原則として返還できません。但し、高校入学不許可の場合は、事務手続きで発生した願書提出時の入学検定料・銀行送金手数料を除いた金額を全額お返し致します。(高校不合格以外の返金には応じません。)
詳しくは、OSi海外留学情報センターまでお問い合わせください。